宝くじをもらったら相続税・贈与税はかかる?-高額当選を分けた場合・もらった場合の税まとめ

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「宝くじ当たったらアナタにもあげるね!」
などと親に言われたことはありませんか?

また逆に、宝くじが当たったら親にあげるつもり…と考えていたりすることもあるのではないでしょうか。

まあどうせ当たらないだろうと思って聞き流している方も多いと思いますが、宝くじは必ず誰かが当選します。
言い換えれば、当選する可能性は宝くじを購入したすべての人にあるということなんですよね。

そこで、気になるのは税金のこと。

家族であっても、一定以上の金額や価値のあるものを贈与される場合は、税金がかかります
ただし、家族で宝くじの高額当選金を分ける場合に非課税、つまり税金を支払わなくて済む場合もあります。

そこで、宝くじが高額当選した場合の準備のために、課税の対象となる金額や計算法や、税金を支払わなくても良いケースなどをご紹介したいと思います^^





宝くじに当たったら税金はかかる?

宝くじの当選金には税金はかからない

宝くじは課税の対象にはなりません。
つまり、税金を支払わなくても良いということになります。

これは『当せん金付証票法』という法律で定められています。
住民税や所得税もかからず、確定申告の必要もありません。

例えば3億円当選した場合、3億円まるまる受け取れるというわけです。

もらったら宝くじに税金はかかる?

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「当たったらあげるね」
と親に言われた言葉が現実になりました。

親はさっそく金融機関に出向き、そこで当選金を受け取り手続きを行い、そのまま金融機関に預金しました。

そしてその後、約束通り当選金の中からアナタにいくらか分配してもらうことになりました。
ですが、親子だからといって、「はいどうぞ」「ありがとう」とカンタンにやりとりできるわけではないんですね。

親からもらった当選金は贈与税の対象になる!

親や兄弟から110万円円以上のお金をもらった場合は税金がかかる

親が宝くじに高額当選して、その当選金の一部をアナタがもらった場合、それは課税の対象となります。
つまり、課税の対象となり、税金を納めなくてはいけません

親が生きている間に何かを譲り受ける場合は、生前贈与ということになりますので、相続税ではなく贈与税の対象となります

贈与税っていくらかかるの?その税率は?

宝くじの当選金には税金はかからない

祖父母や父母からもらった金額が201万円以上の場合は税金(贈与税)がかかります。

金額によって税率が変わりますが、3001万円以上の場合は55%(控除額400万円)の税率になります。

例えば3001万円を譲り受けた場合、譲り受けた3001万円-控除額400万円に対して55%の贈与税がかかることになりますので、贈与税額は約1430万円という計算になります。

つまり、3001万円の生前贈与を受ける際は、贈与税を差し引いた額の約1571万円を受け取る事ができるというわけです。

タンス預金で隠すのはアリ?

宝くじの当選金を銀行に預金せず、現金で保有すれば相続税・贈与税がかからないんじゃないの?
と思われる場合もあるかもしれませんが、これにはデメリットがあります。

まず、いずれ使ったときにばれる可能性があること。
所得に見合わない派手な買い物をしていると、税務調査が入る可能性があります。
せっかく大金を受け取っても大きな買い物ができないというわけです。

そして、防犯上の観点からしても、大金を自宅に保管しておくのは危険です。
空き巣や強盗の犯罪に巻き込まれること以外においても、もし火災が起こった場合、紙幣の場合は跡形も無く燃えてしまうという危険性もあります。

税金を払わなくて済むケースはこんなとき!

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さきほど、贈与税についてご紹介しましたが、親から高額の現金を受け取ると税金かかります。
宝くじについても同様です。

ですが、贈与税を支払わなくても良いケースもあります
そこで、そのケースをご紹介したいと思います。

宝くじを共同購入した場合は非課税に!

宝くじ購入の際に、グループでお金を出し合って共同購入する場合ってありますよね。
みんなで出し合ったお金で購入したとなると、その宝くじが当選した場合の当選金は共有財産ということになります。

つまり、当選金はグループ全員のものというわけです。

その場合は当然のことながら、自分が買った宝くじの分については税金はかかりません

例えば親兄弟合わせて合計5人で一人3000円ずつ出し合って合計15000円分の宝くじを共同購入したとします。
そして目出たく2億円が当たりました。

この場合、5人のメンバーで均等にお金を出し合って購入したものですので、当選金も5等分になります。
ですのでそれぞれ4000万円ずつ受け取れるということになります。

そしてそれは自分で購入したので非課税。
つまり税金を納める必要がないため、全額受け取れます

非課税で宝くじ受け取るために必ずやらなくてはいけないこと

非課税で当選金を受け取る場合、必ずやらなければいけないことがあります。
それは、当選金は当選者全員で受け取るということ。

例えば誰か一人が代表で当選金を受け取って、それを後で他のメンバーにも分配した場合には贈与税がかかります

ですので、当選金は誰かひとりが代表者として受け取るのではなく、必ずメンバー全員で受け取りに行く必要があります。

もし両親とアナタで共同購入した場合は、お父さん、お母さん、アナタの3名全員で当選金を受け取りに行きましょう。

どうしても受け取りに参加できない場合は委任状を作成すればOK。
そうすれば当選金を非課税で受け取ることができます

税金を支払わなくて済むためのポイント

親子や親戚同士で宝くじを共同購入
受け取りには共同購入者全員で行く



親が当たった宝くじ当選金の相続 まとめ

親が宝くじに高額当選し、それを分けてもらう場合は贈与税がかかります。

ですが、一緒に共同購入したものであれば、共有財産という扱いになります。
そして宝くじは非課税なので、当選金を受け取っても税金を支払わなくてもすむというわけです。

毎回、誰かに必ず当たっている宝くじ。
日本の宝くじの当選金の最高額は10億円!
そう考えるとホント、夢がありますよね。

ちなみにアメリカの宝くじの最高当選額1700億円(!)だそうです。
スゴいです〜