シミやくすみ、赤みなどが原因で、お肌に色ムラができてしまう…
とはいえ、ファンデーションで隠そうとすると、厚塗りになって、崩れやすくなったり、老け見えしてしまったり。
そんな悩みを解消してくれるのが、コントロールカラー。
お肌の色が均一になると、ツルンとした美肌に見えますし、チークやアイシャドウも思い通りの発色に♪
そこで、お肌の色悩み別に、コントロールカラーの選び方をご紹介します。
色ムラをカバーして、厚塗り感のない美肌に仕上げたい方は、ぜひ参考にしてくださいね^^
CONTENTS
化粧下地・コントロールカラーの
肌悩み別 色の選び方
色は反対色(補色)を混ぜると、色味が消えるという性質を持っています。
上記の図(色相関)の中で、それぞれの色の180度の位置にある色が、反対色(補色)になります。
赤の反対色は緑、黄色の反対色は紫という具合ですね。
そして、反対色の色味を消すという性質を利用して、お肌の色悩みをカバーしてくれるのが、コントロールカラー。
コントロールカラーの中には、同系色を使ってカバーするというものも中にはありますが、
基本的には、肌悩みの反対色(補色)を塗ることで、色味を消してくれるんですね。
ファンデーションでも色カバーできる?
ファンデーションでも色味をカバーすることは可能です。
ただ、ファンデーションで色味をカバーしようとすると、厚塗りになってしまいますよね。
コンシーラーも同様で、どうしても厚ぼったく見えてしまいます。
ですが、コントロールカラーを使えば、反対色(補色)で色味を消すという性質を利用して、薄づきで色補正ができます。
ベースメイクは厚く塗れば塗るほど、崩れやすく、またシワなどが目立ってしまいます。
そのため、色悩みはコントロールカラーを使ってカバーするのが、崩れを防止ししつつ、キレイに仕上げるコツというわけです♪
赤みを消すコントロールカラー グリーン
お肌の赤みをカバーしてくれるのが、緑のコントロールカラー。
赤ら顔やニキビ跡なども、緑のコントロールカラーを使えば、赤みを目立たなくすることができます。
黄色くすみを消すコントロールカラー ブルー
黄色のくすみをカバーしてくれるのが、青のコントロールカラー。
ただし、つけすぎると顔色が悪く見えてしまうことがありますので、使う場合は量や範囲に気をつけながら、使ってくださいね^^
透明感を出すコントロールカラー パープル
紫のコントロールカラーは、お肌に透明感を演出したい時におすすめです。
他の色悩みをカバーしつつ、お顔全体に透明感を出したい場合は、色悩みの色味に合わせたコントロールカラーを部分使いしたあとに、紫のコントロールカラーをつけてくださいね^^
血色感をアップするコントロールカラー ピンク
お肌の血色感、いわゆる顔色を良くしたい場合は、ピンクのコントロールカラーがおすすめです。
ただし、部分的に赤みがある場合は、ピンクを使うと赤みが目立ってしまうことも。
そのため、まずは緑で赤みをカバーしてから、ピンクのコントロールカラーで、血色感アップしてくださいね^^
黒クマ・青クマ・影色を消すコントロールカラー イエロー
黒や青っぽいクマや影をカバーしてくれるのが、黄色のコントロールカラー。
パール系の下地で色味を飛ばすという方法もありますが、白っぽい色をつけすぎると、浮いてしまう場合があります。
そのため、黄色でカバーしつつ、パール系を少量使って、さらにカバー力アップするようなイメージで使うと、失敗が少ないのでおすすめです^^
シミ・そばかす・茶くすみを消すコントロールカラー イエロー
シミ・そばかす・茶くすみなど、茶色系の色味をカバーしてくれるのが、黄色のコントロールカラー。
濃い色味の場合は、黄色のコントロールカラーではしっかりとカバーすることが難しいので、部分使いでコンシーラーを使うというのもひとつの方法。
ただし、コンシーラーは厚づきしやすいので、つける量に注意しながら使ってくださいね^^
コントロールカラーを使う順番
パウダリーファンデーションを使用する場合は、
下地
コントロールカラー
ファンデーション
という順番で使うと、キレイに仕上がります。
また、リキッドファンデーションの場合も、パウダリーと同じ順番が基本なのですが、白やパール系のコントロールカラーをハイライトとして使う場合は、ファンデーションのあとに、重ね付けします。
また、ファンデーションのあとにコントロールカラーを使う場合は、最後に仕上げパウダーを使うと、肌に馴染みやすいのでおすすめです^^
コントロールカラーをキレイにつけるコツ
コントロールカラーをつける時は、指を横にすべらせて『塗る』のではなく、トントンとパッティングするように『たたいて乗せる』のが、キレイにつけるコツ。
横に滑らせて塗ると、ファンデーションの色と混じって、色補正効果が下がったり、ヨレや崩れに繋がったりしてしまいます。
そのため、トントンと『色を乗せる・色を足す』ようなイメージで、パッティングしながらお肌に馴染ませると、キレイいにつける・色をキープすることができます^^
コントロールカラーを混ぜるのはアリ?
コントロールカラーを混ぜると、色が変わってしまうので、混ぜ合わせ使いはNG。
せっかくの色消し効果がなくなってしまいます。
ですが、色悩みに合わせて、複数のコントロールカラーを組み合わせて使うのはアリです。
赤みをカバー部分には緑色、茶くすみをカバーしたい部分には黄色という感じで、色悩みに合わせて部分使いしてくださいね^^
CCクリームの色補正機能で
色悩みをサっとカバー
CCクリームのCCは、Color Correcting(色の補修)、Color Control(色のコントロール)という意味。
つまり、色味を補正してくれるという機能があります。
また、1本で美容液や下地、UVカット、コントロールカラーなど、複数の役割を兼ね備えているので、厚ぼったくならずに補正することができます。
そのため、CCクリームを下地&コントロールカラーとして使うというのもおすすめです^^
中でも、美容成分が配合されている年齢肌向けのCCクリームを選べば、スキンケアできたり、乾燥によるメイク崩れも防げます。
ですので、「色々そろえるのがめんどくさい〜!」という方は、かなり便利に使えると思います♪
まとめ
肌悩みは、ファンデーションの厚塗りでカバーするのではなく、コントロールカラーでカバーしてナチュラルに仕上げる時代です♪
色悩みに合わせたコントロールカラーでカバーするもよし、CCクリームで時短でカバーするもよし、好みに合わせて選べばOK♪
色を操って肌悩みをカバーして、フラットで色ムラのない、美肌メイクを完成させてくださいね^^